ソフトアスペクト:ありのままを受け入れてもらえる!優しさあふれる関係
シナストリーで月と木星がソフトアスペクトを取ると、木星側にとって月側は「守るべき相手」になります。木星側の庇護欲がかき立てられる関係です。
木星側にとっては月側がとても愛しい存在に思えて、何かと面倒を見てあげたくなります。恋愛感情というよりは、父性や母性に近い感覚になるかもしれません。「心配で心配で…」とつい干渉してしまうお母さんのようなイメージです。
月側は木星側といることで精神的な充実感が得られるでしょう。自分に自信がつき、自己肯定感が高まります。
そして木星側が、自分のありのままの姿(月)を受け入れてくれていると感じるでしょう。
すっぴん姿でだらしなくしていても「そんなところが素敵」と言ってもらえたり、わがままで子供っぽい性格を「無邪気」と肯定的に受け止めてもらえたり。
月側は心から安心して、木星側を信頼します。
恋愛関係や夫婦・親子関係でこのアスペクトがあると、月側はずっと居心地よくいられるでしょう。
少し気を抜いてしまっても木星側に大目に見てもらえます。
木星側も月側に大きな愛情を持っているのでつい許してしまうでしょう。
また月側に不安なことがあったとしても、木星側のそばにいることで安心感に包まれるはずです。長くにわたって大切にしてもらえる関係となります。
仕事関係や友人関係でこのアスペクトがある場合も同様に、月側がミスを大目に見てもらえる相性となります(ミスの大きさにもよりますが)。
プライベートでの失態も笑って許してくれることが多いでしょう。
※月側は木星側の寛容さに甘んじることがないように注意です。
木星側は月側の保護者であり幸運の導き手でもあります。一緒にいると木星側からさまざまな恩恵を受けられるでしょう。
いかなる関係においても、シナストリーで月と木星のソフトアスペクトがあればラッキーです。繊細な方は、このアスペクトができるお相手(木星側)と接するといいかもしれません。
月側は、木星側が甘やかしてくれるのでそれに甘えがちになります。
木星側の親切を当然のことと思わず、日頃から感謝の気持ちを言動で示していきましょう。
ハードアスペクト:過保護にしすぎ?少々わがままになってしまう関係
シナストリーで月と木星がハードアスペクトすると、木星側の大きな愛情はそのままに、月側が少々わがままになってしまう関係です。
このアスペクトはハードであっても基本的には良い影響があり、月側は精神的にもリラックスできることに変わりありません。
しかし木星が何でも世話を焼いてしまうと、月側が何もやらなくなったり向上心が失われたりする恐れがあります。
また月側が木星側を「過干渉」と感じ、距離を置きたがったりあえてきつい態度を取ってくることも。
月側の甘えが極端に出てしまうと、木星側が振り回されてしまいますがそれでも木星側は失望することなく寛大に接するでしょう。過保護な親とわがままな子の関係に似ています。
しかし、このアスペクトは本人たちが満足であれば特に悪い影響はありません。
月側のわがままに木星側が従ってばかりでいると、上下関係が出てきてしまう恐れがあるのでその点は注意した方が良いでしょう。
月側はソフトアスペクトと同様に、日頃から感謝の気持ちを木星側に示していきましょう。
コメント