【ホロスコープ・シナストリー】良き相談相手、水星と木星の相性

ソフトアスペクト:話を受け入れてくれる、何かと味方になってくれる関係

シナストリーで水星と木星がソフトアスペクトすると、主に木星側が水星側の意見を尊重する関係となります。水星側は木星側が自分の話をしっかりと聞いてくれている、理解してくれていると感じて話がしやすいです。相槌も心地よく、水星側は木星相手だとつい長時間話し込んでしまうでしょう。

また木星側は水星側に知性を与えるので、水星側は自分一人では得られなかった情報を身につけることができます。

木星側も水星側の話をじっくり聞きたいという気持ちになり、意見を尊重したくなります。何か力になれることはないかと的確なアドバイスも考えるでしょう。木星側も水星側の話を聞くうちに発見があり、お互いに恩恵のある関係です。

共感してほしい話がある場合、このアスペクトがある関係ですと味方してくれることが多いでしょう。普段聞き役に回ってしまう方は、シナストリーで自分の水星に木星がソフトアスペクトのお相手と接すると、話をよく聞いてもらえると感じやすいです。

またこのアスペクトがある場合、どんな関係性でもラッキーな相性です。特に自分が水星側の場合は、会話でのストレスは少なくなるでしょう。自分の言い分を聞いてもらえる有り難みを感じられるアスペクトです。
一緒にいると知識も増える相性ですから、向上心を高めたい時にも最適なお相手となります。

ハードアスペクト:話が脱線、ルーズさが生まれる関係

シナストリーで水星と木星がハードアスペクトすると、木星側が何でも聞き入れてくれるのを良いことに水星側がどんどんおしゃべりします。話題があっちに行ったりこっちに行ったりで脱線し「結局何話してたんだっけ？」となります。しっちゃかめっちゃかになる関係です。

それはそれで楽しいのですが、大事な話し合いには向かない相性。話が広がりに広がって余計なことを言ってしまったり、脱線し過ぎて計画がとん挫したりします。特に仕事関係でこのアスペクトがある場合は注意です。重要な決断は第三者に相談すると良いでしょう。

またこの相性は、寛大な木星に甘えて水星側が傲慢になってしまう恐れがあります。
何をしても許してもらえるだろうという気持ちでいると、木星側がそれを察して険悪なムードになりかねません。親しき中にも礼儀あり、ということを忘れないようにしましょう。

木星側も、あまり寛大になりすぎず時には厳しく律するくらいがちょうどいいでしょう。
水星側は木星側を何かと頼りにしますが、振り回されないようにセーブが必要です。