ソフトアスペクト:一緒にいてリラックスできる、居心地よい関係
無意識や感情、生活習慣をあらわす月。お互いの月がソフトアスペクトですと、素が出せてありのままの自分でいられる関係となります。生活スタイルが似ているので一緒に住んでもあまり違和感が無いでしょう。どんな関係においてもあったら嬉しいアスペクトです。
長く一緒にいる上では、いかにリラックスできるか、ありのままでいられるか、も大切です。この月同士のシナストリーはそれを叶えてくれます。
同居する相手とこのシナストリーがあれば、長年一緒にいてもストレスを感じにくいでしょう。夫婦関係にも適したアスペクトです。
また、お互いの感情がわかりやすく共感しやすい相性でもあります。会話する上で、思わず「それ、わかる」と言ってしまうような共感ポイントが多く見つかるでしょう。
感動する部分が一緒だったり、こうされたら嬉しいという部分が一緒だったり。
快・不快の感じ方が似ているので、お互いに「この人とは波長が合う」と感じやすいでしょう。
恋愛関係・夫婦関係においては、ドキドキや刺激は少ないかもしれませんが(ほかのアスペクトとの関係にもよります)安定した関係となるでしょう。居心地の良いアットホームな感覚です。
コンジャンクション(合・0度)の場合は影響が強い為、自分の嫌な部分もお相手と似ていると感じてしまい同族嫌悪となる場合があります。裏を返せばそれほど家族的な関係ということでしょう。
このシナストリーがある場合ご縁も強いため、友人関係だと「親友」に、恋愛関係だと「運命のパートナー」に感じやすいでしょう。長く大切にしたい関係です。
月と月のシナストリーにおいては、オポジション(180度)もソフトアスペクトに含まれます
オポジション(180度)はハードアスペクトに分類されることが多いですが、月と月のシナストリーアスペクトにおいてはソフトアスペクトに分類されます。
お互いの趣味趣向・生活スタイルや感じ方が間反対ではあるのですが、それをそりが合わないと感じることは無く、むしろ「自分にはない魅力を持っている」と好感を抱きやすいです。
その分引き合いが強く、「なんだかおもしろい人」とつい気になってしまうでしょう。お互いに気になる相手として自然と交流を持つことができます。夫婦関係にも多いアスペクトと言われています。
ハードアスペクト:馬が合わない…共感が難しい関係
シナストリーでお互いの月がハードアスペクトですと、お互いの共通点を見つけにくく「波長が合わない」と感じやすい関係となります。例えば同じ映画を観ていても感動する部分が全く違ったりして、お互いの感情的な面を理解しにくい関係です。
また、相手の無意識の言動(口癖や癖)にいらいらしたり、生活スタイルが違い過ぎてストレスを感じることも。
感情や癖、生活態度は幼少期から積み重ねてきたものなので、指摘をしても改善は難しい部分。お互いにヒートアップしてしまうと喧嘩になってしまうでしょう。何かと学びの多い関係です。
ですが、このハードアスペクトは不思議と友人関係や夫婦関係にも多いです。いらいらするのに気になってしまう、喧嘩するほど仲が良いという関係になりやすいのかもしれません。
アスペクトがあるということはそれだけご縁があるということなので、好き嫌い構わず無意識にお互いが引き寄せられているとも言えるでしょう。
コメント
月と月が隣同士はどうですか?
桜さま
コメントありがとうございます。通知が来ずお返事が遅くなり申し訳ありません。
月と月が隣同士(30度)もソフトアスペクト扱いで、影響は弱まりますが調和的な相性です。
お互いに気を遣って、意識的に調和していくようなはたらきがあります。
後の星座(牡羊座と牡牛座のカップルだとすると牡牛座)側がリードするような関係となります。
ひよひよ子