ソフトアスペクト:やる気をもたらしてくれる前向きな関係
行動力や競争心、情熱をあらわす火星。シナストリーでこのアスペクトがあると、お互いに励まし合い精力的に行動できる関係となります。
どのような関係性でも、ポジティブな影響をもたらしてくれるでしょう。
スポーツやビジネスなどでの共同作業は、より良い結果を残せるでしょう。特に火星側が太陽側へ働きかけることが多いです。やる気スイッチを押してくれます。
太陽側は火星側といることで、一人ではできなかったことが可能になるような気がするでしょう。火星側のパワーに大きく影響されます。
火星側は、太陽側のポジティブさに感化されて生き方に希望を見出せるでしょう。持ち前のパワーが、太陽側に鼓舞されることで増強されます。
火星が持つ競争心が良い方向に発揮され、諦めていたことを再開したり、物事を完遂させたりとアクティブに行動できるでしょう。
お互いを励まし合うことができるので、落ち込んだときは悩みを聞いてもらうと良いです。的確なアドバイスをくれて、前向きな考えをもたらしてくれるでしょう。すっきりした気持ちになり、再び動き出せます。
太陽側の自我と火星側の競争心がヒートアップして喧嘩に発展することもありますが、一過性のもの。
喧嘩の後は何事もなかったかのようにさっぱりとしているでしょう。後腐れのない良い関係です。
恋愛関係においては、性的な引力がはたらく相性でもあります。特に火星側の魅力が太陽側を惹きつけると言われています。お互い情熱的になれるので、刺激的な関係が築けるでしょう。
ハードアスペクト:イライラ・ぶつかり合いの関係
太陽と火星のポジティブな部分が上手く機能しなくなる(過剰に出てくる)ため、ぶつかり合いの多い関係となります。
特に火星側の言動が、争いの引き金となることが多いでしょう。太陽側は火星側のちょっとした一言で「挑発された」と感じ、イライラしたり感情をぶつけてしまう恐れがあります。
中でもオポジション₍180度)のアスペクトがあるとお互いがライバル関係になりやすいです。対抗意識を燃やしてマウント合戦になってしまったり、会話の中で何かと反論したくなったりするでしょう。
この対抗意識をポジティブな方に生かせればよいのですが、難しい場合はほどほどの距離感を保つのが良いでしょう。
シナストリーで太陽・火星のハードアスペクトがある場合、感情のコントロールが大切です。
お相手のふるまいで納得いかないことがあったとしても、すぐにカッとならずに一呼吸置くと良いでしょう。
お互い悪気があってきつく当たっているのではなく、そう感じやすいということです。
トラブルを生まないように、まずは相手の発言を受け入れる姿勢を貫きましょう。
情熱的にぶつかり合えるというのは悪いことではありません。
『喧嘩するほど仲が良い』という言葉もあるくらいです。
対抗意識や怒りのエネルギーを上手く昇華できれば、このアスペクトは自分の内なる感情を引き出してくれる良いものとなるでしょう。
コメント